2017年10月に浅草寺のすぐお隣の産業貿易センターで開催されたシングルオリジンティーフェスティバル( @tea_festival )に参加してきました。事務局はジークレフを運営する有限会社桐葉舎の中に開設されているようです。
2016年も同じ時期に開催され1,000名以上が集まったということでしたが、今回もオープンする朝10時に行けば既に上階にあがるエレベータに長蛇の列ができていました。
会場に入ったのが10時10分過ぎでしたが、すでに満員で大賑わいで、各お店のティスティングコーナーには3~4名ほどの列ができていました。
各販売店もポスターやディスプレーに工夫を凝らしていました。お店の様子も追ってレポートしたいと思います。
まだオープンして間もない時間でしたが、各ブースはテイスティングと購入者で大賑わいでした。
おいしい紅茶を探し求めるのはもちろんですが、普段、スーパーなどではまず目にすることができない紅茶販売店との出会いも楽しみのひとつです。
特に、国産紅茶(和紅茶、地紅茶)の製造者の出展が多く、その中でも普段はお店をもたずにオンライン販売のみという方もいらっしゃるので、新しいトレンドを知るまたとない機会となりました。
国産紅茶の振興のため、プレミアムティーコンテストと称する国産紅茶の品評会も開催されました。業界では良しあしに意見があるようですが、やはり競いあい、認め合ってこそ発展するものだと思いますので、もっと世間に注目される品評会になることを願います。
会場では、優勝者の講評もありました。
その後、会場では日本茶業学会会長の武田善行先生による「紅茶の科学・和紅茶の未来」と題したプレゼンテーションが1時間超開催されました。
まさにタイトルのとおり、紅茶を化学式で紐解き、難解なお話をとてもわかりやすく解説して頂きました。この講演だけでも入場料の価値が十分あります。
なお、講演が始まる頃には会場をぐるりと囲むほどの聴講者の立ち見ができており、椅子はオープン直後からハンカチなどで場所取りされていました。
広い会場内では紅茶やコーヒー、カフェ運営に関する図書販売コーナーもありました。
会場内奥には休憩コーナーがあります。どの紅茶もおいしいですが、紅茶ばかり1時間以上も飲んでいると渋みが舌に張り付いて味の違いがわかりにくくなってくると思います。そんな時は、パン屋さんや紅茶カフェがパンを扱っていたりと、パン類の販売もありますので、糖類で舌を休めることをお勧めします。
日時:2017/10/7(土)10:00~17:00
会場:東京都立産業貿易センター 台東館6F
(東京都台東区花川戸2-6-5)
ポスター
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<出展者>
- 井村製茶
- UNA TEA
- 大石農園
- お茶のカジハラ
- お茶の千代乃園(CHIYONOEN TEA FARM)
- CASUAL PRODUCT
- カネトウ三浦園
- カネロク松本園
- 株式会社イーワイトレーディング
- ㈱製茶問屋 山梨商店
- 株式会社デコラージュ
- 株式会社 備前屋
- ㈱和束紅茶
- 釜いり茶柴本
- (公社)静岡県茶手揉保存会
- 紅茶専門店シルバーポット
- 紅茶専門店ティーブレイク
- 紅茶専門店TEAPOND
- 紅茶専門店「Pure Tips」
- 紅茶の旅 トラベルサライ
- 小島茶店
- さしま茶 吉田茶園
- 柴田書店
- Jastea
- 鈴木茶苑
- セイロン紅茶専門店ミツティー
- 茶工房比留間園
- Cha Tea 紅茶教室
- ティーマーケット ジークレフ
- 品種茶専門店 心向樹
- マルヒ製茶
- 三井農林株式会社(日東紅茶)
- 宮﨑茶房
- 森内茶農園
- 屋久島八万寿茶園
- リーフルダージリンハウス
- ロチャンティー・ジャパン
- ハサマ共同製茶組合
※五十音順
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