1984年の早くから和紅茶生産に取り組んできた益井園は1971年に国産紅茶研究が廃れてからの日本の紅茶復活の先駆けとなっています。
住所:静岡県榛原郡川根本町青部521
電話:0547-59-2407
HP:https://masuisanchi.wordpress.com/
益井園の益井悦郎さんは、日本紅茶協会のティーインストラクター養成講座でも和紅茶の講義で生産者として講演にこられるほど和紅茶の第一人者といえます。
1971年に紅茶の輸入自由化が始まり、日本での紅茶研究は一気に廃れました。その後、和紅茶が本格的に美味しく生産されるようになったのは2010年頃と言われていますが、益井さんは1984年に就農してから日本の茶葉を使った紅茶生産にチャレンジし始めます。まだ紅茶生産が廃れて十年ほどしかたっていなかったのですが、既に日本では製法がほとんど残っていなかったそうです。
アメリカでの農業研修を経てアフリカなど途上国支援を志していた益井さんはその経験を生かして農薬不使用栽培を始め、現在では川根益井農法とよばれるに至っています。
益井さんはワインのように生産地、農園によって顔のある紅茶が作られるはずだと信じ紅茶づくりをされているそうです。そのため品種もヤブキタから離れてみらい、つゆひかり、香駿(くらさわ×かなやみどり)などにチャレンジし、国産紅茶グランプリやプレミアムティーコンテストで受賞するに至っています。
※かほり ふぁあすと 100g2,000円
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