インドの紅茶名産地ダージリン地方で初夏ごろから始まった茶園のストライキ、初めは早々に解決するだろうと言われていましたが、もう数カ月続きお茶の収穫にも深刻な影響が出始めているようです。
日本にもダージリン紅茶専門店がいくつもありますので冷や冷やされているようです。
今回の茶園のストライキは単純な労働環境の闘争ではなく、西ベンガル州の教育相がベンガル語を学校の必須科目にするとしたことに対して、ネパール系住民が多いダージリン地方の方々が大反発し、その抗議部隊が治安部隊と衝突した際に、デモ参加者が死亡する事態となって深刻化したようです。
以前からくすぶっていた西ベンガル州からの独立運動に火が付いた状態で、茶畑のメンテナンスができていないらしく、6月は前年の9割の収穫減。ストライキが終わっても茶畑のメンテナンスが必要ですので良質な茶葉を得るにはしばらくのブランクを覚悟しないといけないようです。
詳細は朝日新聞記者の記事:インドでストライキ ダージリン茶葉がとれない…あの紅茶に影響は?
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