Dilmah ディルマはスリランカ(旧セイロン)産の茶葉を現地でパッキングし販売地へ直送するブランドです。
住所:111 Negombo Road Peliyagoda Sri Lanka
電話: + 94 11 482 2000
HP:http://www.dilmahtea.com/
日本HP:http://www.dilmah.jp/index.htm
スリランカ産の紅茶はスリランカの旧国名であるセイロン茶と呼ばれます。あのリプトンが1890年、39歳で紅茶事業を始めて大規模茶葉農園を開業したのがセイロンであり、日本人にとってもスタンダードな紅茶の味と言われています。
そのセイロン茶の中でも、現地でパッキングし販売地(国)まで直送するのがDilmahです。
日本では愛知県豊橋市のワルツ株式会社が輸入販売しています。昭和27年創業の老舗で平成28年に165億円の売り上げがある優良老舗企業です。
そのワルツ社が運営するディルマの日本ページにはディルマ誕生の物語が詳しく書かれています。とても面白いので簡単にご紹介させて頂きます。
ディルマの創業者であるメリル・J・フェルナンドさんは1930年にスリランカに生まれます。20歳の時にイギリスに渡りティーテイスターとして修業を始めます。24歳の時にスリランカに戻ったフェルナンドさんはイギリスの紅茶会社で働き始め、32歳で独立してスリランカの茶葉を世界各地に売り成功をおさめます。
フェルナンドさんの夢は、スリランカの茶葉が、イギリスなど他国の大規模紅茶会社の消耗品のようにブレンドされるのではなく、スリランカ独自のブランドとして売り出したいということでした。1988年、ついにオーストラリアでDilmahブランドを立ち上げました。Dilmahは自身の二人の息子「ディルハン」と「マリク」からとったもので、「もう1人の息子のように、大切に育てたい」という意味を込めたものだそうです。その時、フェルナンドさんは58歳になっていました。
JAL日本航空のサクララウンジでは、DilmahのJALロゴ付のティーバッグが置かれています。そのクオリティは世界を飛び回る日本の航空会社にも選ばれているようです。
※ディルマ イングリッシュ・ブレックファースト100g496円 1包31円
コメント